吉里吉里鹿子踊

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岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里に伝わる吉里吉里鹿子踊は、もともと元禄年間(1688-1703年)に房州の船乗り達が伝えた踊りに、天明年間(1781-1785年)に茨城の鹿島神社を訪れた町民が持ち帰った「扇州踊り」が合わさって吉里吉里鹿子踊が完成したと言われています。

 

鹿子踊には霊呼(れいご)と呼ばれる儀式があり、宵宮祭の前にお寺に踊りを奉納したり、その年に初盆を迎えた家々の庭先で踊るという事も伝統的に行われています。

 

鹿子の頭は震災時に海水に浸かり壊れてしまいましたが、何とか修復をする事が出来ました。しかしその他の太鼓や笛、衣装などの約八割は喪失しました。

 

様々な支援により活動の継続は出来ていますが、鹿子の頭やその他道具の修繕、カンナガラ購入費、衣装の修理・補充など多くの資金を必要としています。

そこで活動運営費を寄付します。